比較
Macky vs SSH
SSHはリモートでターミナルを使うための標準的な方法です。Mackyは別のやり方をとります。WebRTCを使い、iPhoneからMacへ設定なしで直接つなぎます。両者の違いを比べてみましょう。
Macky
SSH
プロトコル
WebRTC (DTLS-SRTP)
SSH (TCP)
セットアップ
アプリを2つ入れてサインインするだけ
リモートログインの有効化、鍵の設定、ポート転送、固定IPまたはDDNSの設定
NAT越え
自動(ICE/STUN/TURN)
ルーターでのポート転送が必要
ファイアウォール
ファイアウォールを自動で通過
22番ポート(または任意のポート)の開放が必要
暗号化
エンドツーエンド暗号化+マスターパスワード
SSHによる暗号化(ホスト鍵+認証鍵)
鍵の管理
不要
SSH鍵の生成、配布、更新が必要
対応範囲
MacとiPhoneのみ
汎用(あらゆるOSからあらゆるSSHサーバーへ)
料金
無料 / 買い切り$29
無料(macOSに標準搭載)
SSHのセットアップの手間
iPhoneからMacにSSHで接続するには、次の作業が必要です。
- システム設定でリモートログインを有効にする
- iPhoneでSSH鍵ペアを作成する
- 公開鍵をMacのauthorized_keysにコピーする
- ルーターでポート転送を設定する(22番ポート)
- 固定IPかダイナミックDNSを用意する
- SSHの着信を許可するようにファイアウォールを設定する
- iPhoneにSSHクライアントを入れる
さらに、プロバイダがキャリアグレードNATを使っている場合や、会社のネットワークにいる場合、グローバルIPが変わった場合には接続が切れてしまい、またトラブル対応に戻ることになります。
Mackyなら、MacアプリとiPhoneアプリを入れてサインインすれば接続できます。NAT越え、ファイアウォールの通過、暗号化はWebRTCが自動で処理します。ポートの開放も鍵の管理もDNSの設定もいりません。
SSHが向いているケース
SSHは汎用的です。どのOSでも動き、どんなサーバーにも接続でき、インフラ管理の土台になっています。Linuxサーバー、クラウドのVM、ネットワーク機器、Apple以外のハードウェアに接続するなら、SSHが業界標準です。
Mackyが想定しているのは1つの場面です。MacとiPhoneを持っていて、その間で手間なくすぐにターミナルと画面を使いたい場合です。