2026年5月25日読了目安 5分

クラウドやiCloudを使わずにiPhoneからMacのファイルを直接参照する方法

外出先でMacの中にあるファイルがどうしても必要になる瞬間があります。デスクトップの書類、ダウンロードフォルダのファイル、開発中の未コミットなソースコード、データベースのエクスポートファイルなど、今すぐiPhone上で確認したいデータです。

これを解決する代表的な3つの手法を、設定の手間、柔軟性、信頼性の観点から徹底比較します:

手法事前設定アクセス可能なファイル範囲宅外アクセス
iCloud / クラウドストレージ事前同期フォルダの指定が必要同期済みフォルダ内のみ可能(クラウド経由)
SSH / SFTPサーバーポート開放 + 公開鍵の配置全ディスク領域複雑なルーター設定が必要
Macky(画面およびシェル操作)設定不要(約2分で完了)全ディスクおよびターミナル自動接続(P2P WebRTC)

選択肢 1: クラウドストレージ(事前同期していた場合)

iCloud DriveやGoogle Driveなどの特定フォルダに対象ファイルをあらかじめ入れてあれば、スマホのファイルアプリからすぐに開けます。

しかし、デスクトップ上や開発用ディレクトリ(~/Developerや/var/logなど)にある同期対象外のファイルは、クラウドアプリからでは一切閲覧できません。

選択肢 2: MackyによるMac全領域へのダイレクトアクセス

MackyならMac上のあらゆるフォルダのファイルにアクセスできます。事前にクラウドへコピーしていなくても全く問題ありません。

iPhoneからMacに接続すると画面とターミナルが手元に表示されます。Finderで目的のファイルを検索して開き、AirDropやメール、クラウドフォルダへの移動、ターミナル経由での送信などでスマホへ即座に共有できます。

ファイルをiPhoneへ渡す最速の手段

  • AirDrop(近距離時): Finderでファイルを右クリックして共有 > AirDropを選び、手元のiPhoneに送信。
  • メール送信: Macのメールアプリを開き、ファイルを添付して自分宛てに送信。
  • iCloud Driveへのドラッグ: Finder内でファイルを一時的にiCloud Driveフォルダにドロップすれば、数秒後にiPhoneの「ファイル」アプリに同期されます。
  • ターミナル経由: curlやAWS S3等を使って素早く転送。詳細は iPhoneからMacターミナルに接続するガイド をご覧ください。

よくある質問

ルーターのポート開放は必要ですか?

不要です。WebRTCのICE、STUN、TURNプロトコルにより自動でNATやファイアウォールを透過します。詳細は SSHを使わずにMacへアクセスするガイド を参照してください。

安全性は確保されていますか?

はい。すべての通信はDTLS-SRTPによりエンドツーエンド暗号化され、画面データやファイルが第三者サーバーを経由することはありません。詳しくは セキュリティ解説記事 をご確認ください。

料金プラン

無料プランで1回5分のセッションを利用できます。ファイルを回収するだけなら十分です。Proプラン(買い切り29ドル)を購入すれば、無制限セッションやバックグラウンド接続が利用可能です。

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